先日久しぶりに会った友人の話をします。私の友人Dさんは、以前東京に事務所を構え、そこでIT関連の会社を運営していました。現在Dさんは、その事務所の物件をかりるのをやめ、田舎暮らしをしながら、そのIT事業を進めているそうです。今の仕事内容だと、わざわざ東京の高い物件を借りなくても、インターネットさえあれば仕事ができるのだと言っていました。
Dさんは、以前東京で仕事をしていた時は、よく東京だけでなく、川崎や横浜でもITのノウハウに関するセミナーや講演会を開催していました。セミナーの費用は殆ど無料にしていました。セミナー開催には、多くの人にITに関する役に立つ知識を広めたいという目的もありましたが、それだけではありませんでした。講演会を通じて知り合った方が顧客になったりして人脈を広げられるようになったといいます。
講演会を開催するにあたり、Dさんが利用していたのがオフィス家具レンタルでした。できるだけ安い場所でセミナーをしていたため、セミナーの会場となる場所には机や椅子が備わっていませんでした。なので、彼はオフィス家具レンタルの企業から『折りたたみテーブル・ホワイトボード・演台・パイプ椅子・パーテーション』等のオフィス家具をレンタルしていました。
東京や横浜などのあちこちの場所に、依頼した家具を運んで持ってきてもらったそうです。確かに自分でトラック等をかりて重い家具を少しずつ運ぶより絶対に楽で安全ですし、それが家具レンタルのポイントですね。
「良い業者に巡り合えてよかったよ。最初オフィス家具をレンタルする時は、ちゃんとした家具をかしてくれるのか若干不安だったけど、品質も良いし対応もていねいだったよ。プロの仕事だね。」
と彼は私に語りました。レンタルとは「かす・かりる」という行為であり、その中でどんどん人に使われてゆく家具だからこそ、商品の状態がきになるのです。ちなみに、私も彼がレンタルしていた会社に何度か依頼しています。良い会社や企業はこうして人々に知れ渡っていくのですね。
そして、Dさんは東京の事務所を解約した後、オフィス家具(彼が購入し保有していたもの)は、そのオフィス家具レンタルの企業に渡しました。
「良い会社にレンタル品として使ってもらえるならそれが一番良いからね」と彼は言います。
物を大事にすることと、レンタルというのは密接に繋がっているのだと知りました。良い話をきかせてくれた彼に感謝しています。レンタルするという事が環境にも良い影響を与えるのだと気づきました。私も今後も積極的に物品をレンタルしようと考えています。